昭和13年7月3日から5日にかけて、台風に刺激された梅雨前線は神戸市を中心に集中豪雨をもたらし、同市では死者616名、被災家屋は約9万戸にも達する大水害となった。
被害の中心だった神戸市では、昭和42年7月豪雨・昭和36年梅雨前線豪雨とともに「昭和の3大水害」と言われている。
また、この災害を契機として六甲山系の砂防事業や表六甲の河川改修事業が国や県により本格的に行われることとなった。
関連サイト
阪神大水害デジタルアーカイブ (国土交通省)
神戸 戦災と災害資料館 (神戸市)
土石流による巨石・流木の堆積状況(神戸市灘区篠原本町・都賀川)
阪急線北側を埋め尽くした巨石と流木(神戸市灘区篠原本町・都賀川)
住吉川筋の状況(神戸市)
元町6丁目付近(宇治川筋)の状況(神戸市)